2013-09-22 Sun

旅3日目 4月20日 土岐市(岐阜)→新大阪(大阪)
ホテルで朝食を頂いてから土岐市駅へ
この日も風が冷たく晴天でありながら太陽の暖かさが感じられず、厚着して十分なほど。
中央本線の電車で一駅先の多治見へ行き、そこから太多線に乗換え。
旅最初の気動車乗車で終点岐阜を目指す。
JR東海のキハ11。
見た目は内陸線のタイプに似た感じの作りである。
ローカルな沿線周辺は新緑が映え、庭先の花々が彩るも、散歩する中高年者の服装は冬そのもの。
まったく違和感な光景である。

途中、高山本線に合流する美濃太田駅では、国鉄一般色に塗り替えられたキハ40と並ぶ。
僅かな時間ではあるが、ちょっとした嬉しい出来事。
特別な塗色を見かけるのも鉄道旅の楽しいところ!

美濃太田から岐阜までは高山本線を走り、日本三大清流の長良川に寄り添いながら下る。
所々急流や渓流を望みながら軽快なディーゼル音を轟かせるも、あっという間に濃尾平野へ。
各務ヶ原を経て高架線の岐阜駅へ滑り込み、約一時間の気動車旅が終了。

ディーゼルエンジン音を聴きながら車窓を眺めのんびりとくつろいでいたが・・・再び電車か。
北風吹き付ける高架ホームで身震いしながら米原行きの電車を待つのであった。
つづく
2013-09-21 Sat
しばらく経過しましたが・・・再開!伊那市から飯田線で再び辰野へ
ここから中央本線の未到達路線の旧線を塩尻まで辿る。
旅計画の当初、未だ乗らず終いだった123系に乗車したかった。
しかし、出発一ヶ月前のダイヤ改正で現役引退!
可愛らしい1両電車に乗ることが出来なかった。

悔いが残る区間ではあるが、塩尻駅構内には地元の園児たちが描いた123系のぬりえ展が展示されていた。
永く地元に愛されていた電車だったと思いが伝わる。
塩尻駅で駅弁を買おうとしたが、喫茶店が何となく換算している・・・
「すいません。駅弁は?」と尋ねたら
「はい。閉店時間だったから引き上げたけど、大丈夫ですよ」
夕飯に在り付けたという気持ちでホッとする。

塩尻駅の「とり釜めし」
釜めしの名が付く駅弁は峠や山間地区の要所駅に多いのだろうか・・・
横川駅の釜めしも碓氷峠の要所だし・・・
ただ、駅弁なので冷えめしには変わりないが、4月下旬なのに強い北風が吹き付け、ホームで特急を待ちながら身震いする。
本心、暖かい弁当だったら・・・
と思うが、ホットのお茶で我慢することに。
もう一つ、塩尻駅で駅弁購入する理由。
JR東海の在来線特急での車販が廃止されたからである。
暗闇の木曽路を南下し、中津川で普通電車に乗り換え、最初の宿を構えた土岐市に到着。
早々とホテルに着き、お風呂で冷えた身体を温めたのであった。

とにかく・・・こんなに寒いなんて!
旅2日目終了 → 3日目へ
2013-05-26 Sun

JRバスの高遠駅に戻り、再び伊那市の市街地へ。
朝早くからの行動によるものか?それとも長旅の疲れが既に出始めたか・・・バスに載って数分も経たずにコックリと眠気に襲われ、気付いたらまもなく伊那市駅に着く所であった。
駅に降り立つが、電車の発車まで40分以上。
どこか一息つけるところに・・・ということで、予め立寄ることにしていた伊那食品の直営店へ。
「かんてんぱぱ」というブランド名は何処かしらで聞いたことが・・・と思う方もいるでしょう。
昔はTVCMあったんですがね。
知らぬうちに寒天を素材にした様々な商品が陳列されて、何を買って帰ったらいいか迷うほど。
店内で寒天を使ったホットぜんざいをいただきましたが、絶妙な甘さに寒天の食べやすさがバッチリでした!

夕暮れの町並みを散策しつつ、再び飯田線で辰野まで戻る。
高い山々に囲まれているためか、夕暮れが早く風もひんやり。
ここから先は、今日の宿である岐阜県土岐市まで乗って行くだけ。
未練残る高遠の桜ですが、再び来れる様希望を持ち電車に乗り込んだ。


日中は観光づくしたっだためか、夕方の乗降客を見て・・・金曜日だったんだよな。
車内は帰宅する通勤通学で混雑していたので、辰野まで一度も席に座れなかった(^^);
つづく
2013-05-26 Sun

伊那市駅前からJRバスに乗り高遠駅へ。
駅と言っても鉄道が走ってるわけじゃないが、旧国鉄バスから続く名残というものでしょうか。
ここから更にさくら祭り限定期間の循環バスで高遠城址公園へ。

本来なら旅の期間中に満開か散り始めかの予定だったが、3月の暖かさで開花が早まり8割以上散ってしまった。
観光パンフに載っている見ごたえたっぷりの景色を望んでいただけに残念でしょうがない。
しかし、地元の露店員に聞くと・・・
4月の開花以降雨や雪が続いて色づきは全然ダメだった!と口を揃える。
この日も最高気温が10度ほど、花が散っても寒いというアンバランスな気候によって地元の人たちも期待外れだった様だ。
それでも、まだ咲き残っている可憐な桜を求めシャッターを切る。


公園内を見回り、観光客のため息交じりの中、常設してある食堂でこの地の名物「ローメン」を食す!
【解説】
羊の肉と蒸した固めの中華麺を独特のスープでキャベツ、キクラゲなどと共に煮込んだローメンは焼きそば風とスープ風があり、伊那市で生まれた自慢の味。
現在、上伊那地方ではおよそ90軒の店のメニューに入っています。伊那市へ帰省したら必ずローメンを食べるという人も多く、今や故郷の味として定着しています。
※伊那市のHPより

野菜炒めにもっちり麺を混ぜ込んだ一品!というべきなのか・・・
それじゃ野菜焼きそばじゃないかと思うが、また味わいが違う。
しかし、たとえが難しい!
なので、伊那市やその周辺に立ち寄ることがあれば是非食べてみてください!
つづく
2013-05-13 Mon

例年よりも大幅に遅れた北東北の桜前線。
GWごろから沿岸部を中心に満開情報が入ったが、青森県五所川原市金木にある芦野公園の桜は4月30日の開花宣言以降さっぱり音沙汰なし。
その理由は、桜の花が少ないということだった。
地元新聞にも状況の悪さは伝えられていた。
それでも、状況が悪いなりに良さそうな撮影が出来るのでは・・・
天気も良さそうなこともあり予定通り津軽鉄道沿線へ。

この目で見て実感できるほど咲き具合は酷かった。
これほどまでウソにやられてしまってるとは・・・
全体的な美しさには程遠いが、桜の花と新葉のコントラストが絶妙な感じだった。
観光客は残念がっていたし、津軽鉄道のアテンダントさんも来年こそは!と意気込んでいた。
綺麗な芦野公園の桜が戻ってくることを願いたいものです。

所変わって、津軽五所川原駅から一駅先の十川付近の桜は満開を迎えていた。
ここは鳥の食害に遭わず、綺麗な花を咲かせていた。
やっと北津軽にも春が来たんだなぁ・・・
一枚目&二枚目:津軽鉄道芦野公園駅
三枚目:津軽鉄道 津軽五所川原~十川
撮影日 2013.5/12