2013-05-03 Fri

立ちそばで朝食を済ませ、スーパーあずさ5号で信州へ!
平日だからビジネスマンが殆どかな・・・と思いきや、中高年層の旅行チームが幾つも。
しかも、長野は春爛漫真っ只中というのもあり、首都圏から手頃に小旅行できるというのも理由かも。
あずさが走る中央本線は、八王子を過ぎてから山梨、長野、岐阜と山間部を縫うように走るためカーブがめちゃくちゃ多い。
そのため、スピードを落とさず急カーブを走りぬく振り子式車両を用いている。
実際に乗ってみると、カーブし差し掛かったとき、大きく横に傾く。
自転車やバイクに乗った際に、急カーブを横に倒しながら曲がりますよね。
車体上部がその動きをしており、列車や乗客に掛かる遠心力の負担を軽くする役目をしている。
車窓から前方に目を向けながらカーブを通ると、コーナーを攻めているような感覚で景色を楽しむことが出来る。
場合によって、カーブの途中にある駅を通過するときは、ホームに当たるんじゃないかと思うくらいスリリングな車窓も楽しめる。


スーパーあずさ5号は、新緑目映い相模湖周辺から甲府を経て南アルプスを望みながら八ヶ岳山麓の小淵沢へ、高原の景色が次々とウインドウ越しを駆けゆく。
八王子から乗車して約90分、長野県に入り茅野駅で下車。ここで普通電車に乗り換え。
降り立つホームから見えたのは、可愛い園児のお出迎え!
小さな散歩の途中、駅裏で電車をみんなで手を振りながら見送る。
ホームで待つ乗客も小さな歓迎に顔が綻びる。

乗車した車内の客たちも、手を降りながら茅野駅を発つ。
峠の道から諏訪湖畔へ駆け降りるあたりは桜が満開。
新緑と合い重なり、目映い光景が車窓に広がる。

国鉄時代から走るレトロなモーター音を唸らせ、旅の目的地一箇所目、下諏訪町はもうすぐ!
つづく
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