2013-05-13 Mon

例年よりも大幅に遅れた北東北の桜前線。
GWごろから沿岸部を中心に満開情報が入ったが、青森県五所川原市金木にある芦野公園の桜は4月30日の開花宣言以降さっぱり音沙汰なし。
その理由は、桜の花が少ないということだった。
地元新聞にも状況の悪さは伝えられていた。
それでも、状況が悪いなりに良さそうな撮影が出来るのでは・・・
天気も良さそうなこともあり予定通り津軽鉄道沿線へ。

この目で見て実感できるほど咲き具合は酷かった。
これほどまでウソにやられてしまってるとは・・・
全体的な美しさには程遠いが、桜の花と新葉のコントラストが絶妙な感じだった。
観光客は残念がっていたし、津軽鉄道のアテンダントさんも来年こそは!と意気込んでいた。
綺麗な芦野公園の桜が戻ってくることを願いたいものです。

所変わって、津軽五所川原駅から一駅先の十川付近の桜は満開を迎えていた。
ここは鳥の食害に遭わず、綺麗な花を咲かせていた。
やっと北津軽にも春が来たんだなぁ・・・
一枚目&二枚目:津軽鉄道芦野公園駅
三枚目:津軽鉄道 津軽五所川原~十川
撮影日 2013.5/12
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2013-05-13 Mon

古参電車の部類に入る?国鉄時代からの電車に乗り、下諏訪を離れる。
電動モーターから響くムーとブー入り混じる音。
昔は都会でもいろんな車両から聞こえていた音だが、機械的な音になってから懐かしく思う。

車窓からは諏訪湖を背景に河川堤防沿いに連なる桜並木を通り過ぎる。
下諏訪で利用したタクシーの運転手が、岡谷の川沿いの桜が観光客のツアールートになっていると聞いた。
一瞬だが、いい場所だなぁ・・・。

岡谷から飯田線直通電車に乗り換え。
向かいのホームかなと思いきや、離れた0番線。
しかも、乗換え時間はたった2分。
乗客は地下階段を降り登りし、JR東海車両の2両編成ワンマンカーに乗り込む。
短い時間のためか、乗り遅れしそうな客が数人いたため、定刻をやや遅れて出発。
ここから、諏訪湖から発する天竜川に沿って南下。

沿線は標高が高い山岳が連なる。
車窓から南アルプスと中央アルプスに挟まれた風光明媚な南信州の景色を堪能。
右、左とカーブが続き、本線に比べて揺れも大きい飯田線。
車両は新しいが、田舎電車だなと実感する。

下諏訪から約50分。
高遠の玄関口、伊那市駅に到着。
ホームを下りると、残雪の木曽駒ケ岳が雄大に見える。
東北では見ることのない標高3000m近くの山々の景色は圧巻!
さて、ここまで長く列車を乗り継いで来たが、高遠へは鉄路がない!
途中下車して、高遠行きのバスを待つことに。
つづく