2013-05-01 Wed
高崎であけのぼから乗継、上州から武蔵へと南へ、八高線の八王子へ向かう。路線名から察しの通り、八王子から高崎を結ぶローカル線。
関東平野の西端を行くため、幾つか小高い丘を越えながら進む。

軽快なエンジンを轟かせ、キハ110系が高麗川に向けて出発。
暫くは高崎線を走り、倉賀野を過ぎてから分岐して長閑な田畑が広がる地域を直走る。
朝6時前にも関わらず、通勤通学の乗客が車内の席を埋めてゆく。

車窓を見渡せば、夜明けの太陽が雲に隠れ、淡い光が空を照らす中、散歩やジョキングをする人たちを見かける。
また、咲き続けているぼたん桜や庭先の藤の花などを見ていると、春から夏へと季節か移り変わろうとしているように感じる。
車内の暖房が空気を暖めてきてるためか、それとも睡眠が足りてないのか、ウトウトと眠りに襲われる。
ローカル線の程よい揺れ心地が更に拍車を掛ける。
列車は群馬から埼玉に入り、寄居に到着。
ここはJRの他、東武鉄道、秩父鉄道が発着するため、小さな町の駅に似合わず大きなヤードが広がる構内である。

この先、小さな峠を二度三度超え、終点「高麗川」に着く。
「こまがわ」と呼ぶ駅名ですが、朝鮮半島(高句麗)からの亡命者や帰化し集団居住した所からついたということで、近くを流れる高麗川から駅名が付いたという。
ここから、ディーゼルカーから電車へバトンタッチ。
川越線から直通で八王子へゆくルートが電化により確立し、現在では八高線全線を直通で結ぶ列車は無く、高麗川で乗換えとなるのである。
また、朝夕には拝島、青海線経由で東京までの直通電車も乗り入れている。

時刻は朝7時を過ぎたところ。
通勤通学の人たちによるラッシュタイムに入った。
ここから八王子までも車内は混雑しっぱなし。
沿線撮影する余裕も全く無く、ただ車窓の景色を見流したまま八王子に朝7時55分到着。
ホームに出るや否や、身動きが取れないほどにごった返す。
あまり体験したくなかったが、やむ終えないルートでのこの時間でしかも平日。
改札口を目指し人混みの中を強気で突き進み、チョット途中下車。

朝食を頂き、次の乗車である特急電車の時間まで暫し改札付近にてヒト休憩するのであった。
つづく
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