2013-01-01 Tue

今年最初の鉄パチリはココ!
東大館駅の改札脇にある初詣仕様のひてお君でした。
ただし、コンデジなのでデジ一眼の初撮りは未だです~
というのも、初詣だけでは物足りなく最寄り駅が東大館なので
今年初乗りを花輪線から始めようと・・・

大滝温泉→東大館→十和田南→大滝温泉、のちょいと乗り鉄旅。
車両トラブルも在りましたが、大きな遅れもなく運行していた花輪線。
車内は帰省客もいましたが、1ボックス1人という閑散した様子で
乗車人数の少なさは「元旦は当然だよな」と思ってしまうほどでした。

午後5時半過ぎに大滝温泉へ戻る。
光に照らされ舞い降る雪だけが小さな駅の光景を演出してました。

最後だった十和田南→大滝温泉は、用紙切れで運賃精算のみでした(^^);
2012-07-12 Thu

この撮影してから10年以上経つだろう。
鉄道運行に欠かせなかった通行手形「タブレット」の受渡しシーンである。
当時の東北地方にあるJR線では、花輪線と八戸線が腕木式信号機と共にタブレット授受のシーンが日常にあった。
小さな駅でも、人と人が列車と駅を繋ぎ安全な運行を行ってきた。
そのシーンが自分で気に入ってしまったのか、2路線にはよく通っていた。
花輪線は地元で通い易かったが、八戸線は遠く太平洋沿岸部まで行った。
しかし、自動閉塞システムの導入により、腕木式信号機は色灯式信号に変わる。
田舎の小さな駅舎に駅員がいなくなり、ホームも1面しか使用されなくなった。
そのため、町ひとつの駅は一気に寂れてしまった。
電子機器で制御できる時代で作業に「手間」が掛からなくなった反面、温もりや賑わいが失われ冷たく感じる。
駅舎も小型化され、鉄道と人に「間」が広がっているように感じる。
かつてポジフィルムで撮影した写真を振り返り思うこと・・・
何気ない駅員のシーンであるが、温かさと懐かしさが伝わる気がする。
その気持ちを引き摺っているのか、花輪線の撮影する機会は過去に比べて格段に減ってしまった。
もしかしたら自分も「間」の距離感がそうさせているのではと思う時がある。
そして・・・鹿角花輪駅が改築する計画が地元紙で発表された。
時代は巡り行くもの。
解っていても、心のどこかで一歩引いている気がする。
いつしか「間」が解消される時が訪れるかもしれない。
過去と同じ様な写真は出来ずとも、出来る限り花輪線を見守りながら撮影したいと・・・。
長文失礼しました(^^);
撮影場所:JR花輪線 扇田駅